【桜えびのかき揚げ】家庭で温めるだけ

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「桜えびのかき揚げ」は、生桜えび(静岡県駿河湾由比港産)が入った冷凍のかき揚げです。2枚入りです。

「桜えびのかき揚げ」の商品特長やストーリー、レシピを紹介します。

「桜えびのかき揚げ」とは

生桜えびを使用した冷凍のかき揚げ商品で、電子レンジやオーブンで温めるだけで、ご家庭で手軽に「桜えびのかき揚げ」がご賞味いただけます。

箱タイプの2枚入れ、袋タイプの1枚入れの2種類があります。

「桜えびのかき揚げ」の商品内容

2枚入れ(箱タイプ)

【名称】桜えびのかき揚げ
【原材料名】

玉ねぎ(国産)、小麦粉、桜えび(駿河湾由比港産)、
粉末水あめ、でん粉、食塩、揚げ油(なたね油)/加工でん粉、膨張剤、トレハロース、乳化剤、増粘多糖類、着色料(クチナシ)、(一部に小麦・えびを含む)
【内容量】2枚
【賞味期限】6か月
【保存方法】要冷凍(-18℃以下)
【製造者】原藤商店

「桜えびのかき揚げ」の使い方

温め方は、大きく2種類あります。

1.オーブントースターで温める
 解凍後(レンジ可)オーブントースターにかける。(焦げないように注意)
  →800W以上:目安4分、800W未満:目安5分

2.油で揚げる
 -1.天ぷら鍋に油を入れ、165℃にします。
 -2.解凍した商品を入れ、約1分を目安に揚げます。
 -3.出来上がったら、油をよく切ってから、お召し上がりください。

焦げないように注意してください。

よくある質問

冷凍状態で揚げてはいけませんか?

表面が焦げ、内面は凍ったままになりやすいです。解凍していただいた方が調理しやすいです。

どのように食べれば良いですか?

惣菜(おかず)として、天つゆ、塩、お醤油などをかけてお召し上がりください。
また、そばなどのトッピング具材にもオススメです。
卵とじ丼は、とても人気です。

「桜えびのかき揚げ」の軌跡

2011年秋、新商品(当時は2枚入り規格のみ)として発売開始しました。その後、業務用としても利用が広がりました。桜えびの水揚げ量の減少に伴い、当初での規格は販売中止となり、現在は、トッピングタイプの桜えびのせかき揚げとして販売を継続しています。

「桜えびのかき揚げ」に至るまで

まず初めに、桜えびのかき揚げを常温で販売できないか、と考えました。2010年7月、インターネットでかき揚げを製造する工場に直接連絡をしたところ、秋に東京で開催する展示会に出展する、とのことでした。そこで早速、開催された東京の食品展示会に出かけました。そこは、全国から食品に関する会社が一同に集まる展示会です。会場内では、冷凍設備、加工設備、製造委託、衛生関連など様々な出店者がギッシリとブースを出し、全国から集まる来場者に向けて、大型の機械を作動させたり、大画面で映像を流して説明したりと、会場内は、熱気に溢れていました。
担当者と話をし、協力をえられることになりました。後日、早速、桜えびのかき揚げのサンプル作りが始まりました。しかし、出来るものは、カップラーメンに乗せるような、どこか安っぽいような仕上がりで、目標としている商品には、ほど遠い仕上がりでした。また、製造ロットが大きく、とても処理できる量ではありませんでした。

<参考>それをきっかけに「桜えびの揚げ玉」の開発を始め、翌年2011年3月に新商品として販売を開始しました。

2011年3月に桜えびの揚げ玉の販売を開始したものの、やはり、桜えびの料理と言えば「かき揚げ」をイメージするくらい、桜えびの代表料理です。そこで、桜えびのかき揚げを手軽に家庭で食べられないか、と考えました。実現に向けて、今度は冷凍品での販売を検討しました。
2011年夏に桜えびのかき揚げを開発するために、再度、かき揚げの製造工場へ直接連絡しました。快く受けてくれ、試作を開始しました。

目指せ実現

桜えびは、一般的な食材から比べると安いものではありません。地元でいう「桜えびのかき揚げ」は、桜えびだけで作られたもののことを言いますが、それだと販売する価格がとても上がってしまい、自宅に買って帰って手軽に食べることからは離れてしまいます。そこで、価格との折り合いも考え、玉ねぎ(国産)を使用することで、桜えびの香ばしさや食感を美味しく味わうことが出来る商品に仕上げたいと考え、担当者と何度も打ち合わせを行いました。そして、桜えびの入れる量、玉ねぎのカットサイズや量など風味にこだわり何度も試作を行いました。そして、2011年10月に目標となる商品が出来上がりました。
2011年11月、販売用の製品を作るための製造日が決まりました。製造現場に立ち会うことにしました。品質管理にとても厳しく、規格やラインの指示も確認しながら行われました。こうして、販売する準備が整いました。

いよいよ販売スタート

同時に、パッケージデザインの作成も行ってきました。2011年11月に新商品として販売を開始しました。お客様の反応は良く、その年のお歳暮では多くの方が利用してくれました。また、1枚入りのバラ販売も行い、年末限定の「桜えびのかき揚げそばセット」の販売を行うことができました。一方、土産品の販売だけでなくフードコートなどで業務用としての販売に広がるなど、とても好調でした。
しかし、一方で、桜えびの水揚げ量がとても厳しい状況になり、2019年、当商品は販売を中止することになりました。そこで、改めて、当時の担当者へ相談をしました。その結果、桜えびをトッピングした桜えびのせかき揚げに変更することにしました。
2023年春漁で、資源管理を行ってきた成果とも言える程、水揚げされるようになりました。そこで、再度規格を見直し、生桜えびを混ぜ込んだタイプの桜えびのかき揚げの販売が出来るようになりました。
現在では、1枚入りの冷凍タイプのみの販売と業務用の販売をしています

桜えびのかき揚げの桜えびは、今も、駿河湾由比港産を使用しています。

「桜えびのかき揚げ」のまとめ

風味にこだわり、使い勝手にもこだわった商品です。桜えびのかき揚げを是非、手軽に食べていただきたいです。

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