
「生しらす」は、由比漁港で競り落としたしらすをパックに詰め、冷凍しました。
さわやかな潮の香りが特長です。
冷蔵庫内で解凍し、お醤油をかければ、お刺身として食べられます。
「生しらす」の出来るまで、おすすめレシピを紹介します。
「生しらす」とは

しらすは、3月中旬から翌年1月上旬に水揚げされます。朝に出漁し、水揚げした後、ただちに競りが始まります。
競り落としたしらすを自社工場に持ち帰り、パックに詰め、冷凍したものが「生しらす」です。
「生しらす」が製品になるまで



「生しらす」の最も大切なものは、鮮度です。
水揚げされたしらすは、競り場に並べられ、水揚げした船単位で、順に競りにかけられます。鮮度、サイズ、色、雑魚の混じりなどを見て、価格を決めて、入札します。
競り落としたしらすは、自社工場に持ち帰り、洗浄、選別、計量し、パックに詰め、冷凍します。
「生しらす」のおすすめレシピ
下記を参考に、美味しくお召し上がりください。
※他にもオススメの食べ方がありましたら、コメント欄にご記入の上、教えてください。
お刺身

- パックのまま、冷蔵庫内で解凍します。
- バラける程度に解凍したら、お皿に盛り付けます。
- その半解凍状態のまま、お醤油、生姜醤油、レモンなどお召し上がりください。

[3.]で仕上げの解凍をするイメージ。そうすることで、鮮度良いしらすの風味を味わうことが出来ます。

※温度が高いところで解凍すると、ドリップ(水)がでてしまい、食感が損なわれてしまいますので、温度を意識して解凍をしてください。
※生しらすに直接水を当てて解凍すると、白くなり、身が弱くなってしまいます。
※解凍後、その日のうちにお召し上がりください。
生しらす丼
- 丼に白いご飯を盛り付ける。
- 解凍した生しらすを、のせる。
- 刻んだネギ、卵黄、すりおろした生姜などをのせ、醤油をかけて、出来上がり。

・具材に、生桜えび、マグロなどの魚の刺身などを一緒に盛り付ければ、海鮮丼になります。
「生しらす」のまとめ
鮮度が大切な「生しらす」。魚体が小さいため、とても繊細です。
しかし、ちょっとしたことで、しらすの特長であるさわやかな潮の香りを、自宅でも手軽に贅沢に味わうことが出来ます。
小鉢での一品、丼にのせて豪快に、など。是非ご家庭で、ご賞味ください。
よくある質問

Q1.解凍した「生しらす」を、明日食べようと思うのですが…どうでしょうか?

A1.ドリップ(水)がでてしまい、食感が損なわれた状態になりますので、当日中にお召し上がりください。

Q2.解凍した「生しらす」を、自宅の冷凍庫で冷凍しても良いですか?

A2.は自宅で冷凍した生しらすを解凍すると、身が弱く、食感が損なわれた状態になりますので、解凍した当日中にお召し上がりください。

Q3.自宅の鍋で「生しらす」を茹でると、「釜あげしらす」になりますか?

A3.はい、なります。たっぷりの湯に、少し塩を入れ、沸騰したら、解凍したしらすを入れてください。フツフツと沸騰させながら、時々かき混ぜてください。全体的にしらすが浮いてきたらOKです。その後、ザルで、しっかりと湯切りをしてください。茹でたてのしらすの香りは格別です。
※茹ですぎると、身がボロボロになります。
※湯切りが足りないと、少し水っぽいような仕上がりになります。

Q4.生しらすは、他にどんな食べ方がりますか?

A4.かき揚げや佃煮もオススメです。
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